ある愛のうた。11






娯楽室はさまざまな少年達が寛ぐ場所。
今日も今日とて少年達の話に花が咲いています。




「やっぱさぁ、ゴムはあったほうがいいと思うけど?」
「ぁあん?無くていいよ、ウザイし‥‥。」
「駄目だって、ちゃんと使わないと。」
「えー‥‥。」
「気のなさげな返事しない。ほら、安全のためにさ。」
「ってか、面倒なんだって。」
「面倒って‥‥そんなアキってば、身を守るのに面倒もないだろ。危機意識が薄いよ?」
「だぁってさぁ‥‥。」
「だって、ナニ。」
「あのヌメッとした感じがなんか、とにかく嫌なんだよ。」
「最近はイイのもあるよ?丈夫にもなったしー、種類もあってワリと選ぶのとか楽しいし。」
「選んで買ってんのかよ、中西は。」
「当然だろ。俺は違いの解るオトコよ。」
「違いって‥‥ンな大層な違いなんてねーだろ。」
「あまーい!全然違うね!!それはもうインド綿とエジプト綿くらい違うね!!肌への密着感とかー。」
「‥‥インドでもエジプトでもエチオピアでも変わんねーっつの。」
「変わる。一回試してみ?全然違うから‥‥って、そうじゃなくて。綿じゃなくて。」
「ゴム、ねぇ‥‥。」
「ちゃんと使わないと駄目です。おかーさんは許しませんよ!」
「ってかオカーサンじゃねぇし。」
「そんじゃ幼馴染みは許しませんよ!」
「ハイハイ許さなくてもいいですよー。」
「‥‥アーキーラ。」
「‥‥‥‥。だって、そのままのが気持ちイイじゃん。」
「それは解らんでもないけれど。」
「あの、吸いつく感覚がいいんだって。あったかいし。」
「それも解らんでもない。でも駄目。」
「‥‥‥‥。」
「そんな顔しても駄ー目ー。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「もー。いいから、俺のストックあげるから、一回試してみ?」
「‥‥サイズ違うじゃん。」
「ぁあ?あー‥‥俺のほうがでっかいかね‥‥。」
「多分。」
「んー‥‥まぁいいじゃん。大は小を兼ねる!鍛えてりゃそのうちデカくなるって!!」
「そーゆーもんかぁ?‥‥あ?」

「え?‥‥あ、辰巳と藤代。珍しい組み合わせじゃん、どうかし‥‥、」




「お前ら‥‥一体何の話をしてるんだ‥‥。」
「何って‥‥ゴム?」
「‥‥‥‥‥‥(涙)」
「‥‥ッ、三上センパイッ!」
「え?な、なんだよフジシ、」




「俺、そんな先輩が中出しが好きだなんて知りませんでした‥‥ッ!これからは、いや今夜からは思う存分俺のを先輩に注ぎ込ん」





バキィッッッ!!!!!





「だーァれがコ○ドームの話をしとるかァァッ!!!」
「‥‥え?違うのか?」
「ヤだなぁ辰巳ってば。ゴムってのはぁ、ゴム草履の話よ?」
「は?」
「屋上の洗濯干し場にでるときのゴム草履。アキ、いっつもあれ裸足で行ってんだよ。」
「だから!嫌なんだってあのゴムのヌメッとした感じが!!」
「もー、だから最近は種類も増えたし改良されてるから大丈夫だってば。履き心地も良くなってるからー。」
「イーヤーだ。裸足のがいい。あそこの石畳、裸足だとあったかくて気持ちがいいんだ。」
「怪我したらどーすんの、足裏。危機管理もレギュラーの勤めだろ。」
「むー‥‥。」
「俺のストック一足あげるから。試してみろって。」
「お前のが足のサイズでかいじゃん。」
「小さいよりはマシだろ、履ける履ける。」
「‥‥わぁったよ、ったく‥‥。面倒ー。」
「アーキ。」
「はいはいはーいー。」
「ほら。今から俺の部屋行くぞ。」
「んー。‥‥あ、辰巳?」
「(ビクゥッ)ッ、ななななんだ三上ッ!?」

ソコのソレ、片づけとけ?ソコのソレ=壁際の藤代(重傷)

「あははは、今日も三上の右足は最高だねー。」
「伊達に鍛えてねぇよ。‥‥で、辰巳?」
「‥‥‥‥‥‥畏マリマシタ。」
「あ、辰巳ー。」
「ど、どどどうしたっ、中西ッ。」

「アレだねー、お前もなんかこう思考が毒されてきたって感じ?





グサァァッ!!!





「んじゃ行くかー。」
「ゴム‥‥。」





娯楽室はさまざまな少年達が寛ぐ場所。
今日も今日とて少年達の話に花が咲いていました。

今は辰巳の涙の花と、藤代の血色の花が咲いています。

ファイトだ辰巳、負けるな辰巳!
藤代の命はキミにかかっているぞ!(ええ?!)




終幕






■アトガキ。(05.10/2002)

ゴムはつけたほうが良いというお話です(え?)
藤代はワリと気を使ってそう(ええ?)
ナマなのは次の日がオフか記念日くらいってことで。
‥‥いや、そういう話ではなく(笑)
えーと、ゴムがなんなのかは通じてますよね?
三上さんは裸足のペタペタ感が好きなのです。
中西は幼馴染み設定。三上さんちょっと弱め。可愛い関係です。
ところで私、藤代をボコボコ(‥‥。)にしてますが、フジくんのこと大好きですよ?(笑顔)

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