4月1日の三上と不破。

「ときに三上、今日は4月1日。エイプリルフールだ。」
「あぁ‥‥そういや、そうだな。」
「なので、嘘をつこうと思う。」
「‥‥。あ、そ。」
「『三上なんて嫌いだ。』」
「‥‥‥‥‥‥。」
「どうだ。」
「‥‥‥‥オッマエ、ホント可愛いな‥‥。」
「ぬ、なにを言うか三上、嘘をつかれているのだぞ、もっと怒れ。」
「だって、嘘なんだろ?」
「如何にも、嘘だ。」
「‥‥‥‥‥‥やっぱ可愛いわ、オマエ‥‥。」



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4月1日の藤代と不破。

「不破ー、不ー破ーっ!」
「そのように連呼せずとも聴こえている。何だ、藤代。」
「あのね、エイプリルフールって知ってる?今日なんだけどさ、嘘をついても良い日なんだよー。」
「ほぅ、それは興味深い慣習だな。」
「だろー?ね、不破、なんか嘘ついてみてよ。」
「嘘、か?ふむ‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥藤代、サンプルを出せ。」
「へ?あ、不破ってばとっさに嘘出てこなかったんだー?あっはは、可愛い〜。」
「‥‥。藤代。」
「わかったってばそんな睨まないでって。それじゃあねぇ‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥〜っあー、駄目!」
「藤代?」
「嘘ついていいって思っても駄目だ、俺不破に嘘なんかつけないや。ごめんなー。」



嘘をつく人も、嘘のつけない人も。
それぞれがそれぞれに、それぞれの4月1日、エイプリルフール。




end.(04.01/2003)

こっそりそのうち渋沢編が入ってる‥‥かも。