貴方にとって、恋愛とはなんですか?




「one piece.」
「‥‥一繋ぎの宝ッスか?」
「アホか。‥‥1部分。1欠片。」
「‥‥‥‥。」
「んだよ、なんか不満か?」
「1欠片って。‥‥そんなちょっとだけッスか?」
「一欠片で十分。」
「むー‥‥。センパイってばリップサービスでもいいから『失ったら死んでしまうくらい大事なものだよ、誠二v』くらい言ってくださいよぅ。」
「俺がそんなこと言いそうに見えるか?」
「いや全ッ然これっぽっちも見えませんけど。」
「じゃぁくだらねぇこと訊いてねぇでとっとと寝ろ。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥あー、もぉ‥‥。デケェなりして俺の隣りで落ち込むなよ、ウザイ‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥。あのな、藤代。俺は基本的に贅沢だ。」
「?知ってますよ、センパイって絶対安物使わないっすよねー、寮の共用シャンプーとかせっけんとか。もー、そんな選り好みしてたらいつか身を持ち崩しますよぅ?」
「余計なお世話だ。俺は妥協はしねぇの。‥‥俺はな、全部が要るんだ。欲しい物はどんなことをしても手に入れて見せるし、代替があるようなものは俺はいらない。」
「‥‥‥‥。」
「余計な物は要らない。でも、一欠片の欠損も、妥協も許さない。‥‥俺が選んだ全ては要るものだ、全部が重要なんだよ。」
「‥‥はい。」
「解ったらとっとと寝てくれ。眠いんだっての、ったく、明日も朝練なのに‥‥。」
「‥‥えへへへェ、俺ってば愛されてますねvセンパイ大好きッスvv将来センパイが高いシャンプーとかせっけんとか買えなくっても、俺が買ってあげますからね〜vおやすみなさいv」
「はいはい、その調子で貢いでくださいねー‥‥。」




恋愛なんて、所詮人生の一欠片。
でもね。
例え一欠片でも、それがなければ全てじゃないから。
有っても無くても変わらない、そんな安いものは、いらないのさ。




end.(02.??.2002)

久しぶりに書いた藤三。三上さん、妥協しないのは辛い生き方だと思うけどやっぱりそういうのは、かっこいいね。藤代くんは将来ガシガシ稼いでくれそうだ‥‥(笑)
ところでこの二人、一応事後。なので三上さんお疲れでさっさと寝たがってるんです。

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