疲れていませんか?
傷ついていませんか?
情けの通らぬこの世の中。
頬を伝う涙はなくとも、心を濡らす涙あり。
傷つき疲れた心と身体、優しく慰めてもらいましょう。
ささくれ苛立つその感情、忘れさせてもらいましょう。

優しく愛らしく見目麗しく。そんな彼の名は、




笛的『薬用ビューネくん』





case1.シブサワカツロウ。

「‥‥ッ、あ゛ーッ!!ムカツクムカツクムカツクーッ!!」
「三上、そんなに荒れては良くないぞ。」
「ッ!!!(←ビクッとな。)いっ、いきなり後ろから声を掛けんなよ渋沢ァッ!」
「‥‥渋沢じゃない。」
「は?何言ってんだお前、どっかイカれちまったか?」
「いやどこも壊れてはいないんだが。渋沢じゃないんだ。今の俺は、ビュー‥‥、」
「あ〜?アホなこと言ってんなっつの。こんな茶パツでバカデカくて年齢確認は日常茶飯事のなんちゃって中学生(常に学生証携帯)思考や嗜好に至っては親父くさいを光速をも超越しアインシュタインも真っ青なスピードで通り過ぎて(まぁ渋沢わりとスピード狂なところあるしな)じーさんいや仙人の域に達してる豆大福やらサバの味噌煮好きな男が渋沢以外に居てたまるか。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「んだよ、黙り込むなよ辛気臭ェなぁもー。‥‥あ?俺何にイラついてたんだっけか?‥‥まぁいいか。あ、『プロジェクトX』始まる時間じゃん。渋沢ぁ、娯楽室行って来るなー。」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。」

‥‥傷ついた心優しきビューネくんを誰か労わってやれ。


case2.シイナツバサ。

「‥‥‥‥‥‥‥‥ハァ。」
「ウザい。ため息ついてんじゃないよ、渋沢。」
「ん?椎名じゃないか、どうしたんだいきなり。」
「椎名翼じゃなくて『ビューネくん』。」
「???‥‥えっと、椎名、に見えるんだが。」
「ぁあ?人の話聞いとけよ椎名じゃないって言ってるだろ本人が。その耳は飾りモノ?大体外見で他者を判断しようって事自体が浅薄すぎ。視覚なんて人間が持ってる感覚器の中の一つにすぎないんだよそのたった一つに頼ろうなんて思考様式自体が浅は‥‥、」
「わーーーーーーーーーッかった、解りました!椎名じゃないんだな?!」
「解ればいい。」
「‥‥で、その‥‥。」
「何。でかい図体でちまちま喋るなよ意見ははっきり明確に!」
「何故ここに居るんですかっ。」←発音明確に。
「ああ。理由ね。あー、渋沢があんまりに辛気臭いため息ついててウザイ‥‥じゃなかった、えーっと、傷つき疲れたキミのココロを見ているとボクのほうが悲しくなってしまうのサ。さぁどうか元気を出して、いつもの素敵なキャプテンスマイルを見せテ?」
「‥‥‥‥。途中から台詞がもの凄く棒読みだった気がしたんだが。」
「でかい図体で細かい事なんて気にするな。」

‥‥見目だけが愛らしくってもねぇ、ビューネくん‥‥。


case3.サナダカズマ。

「あ、カルシウム牛乳売ってないじゃん、‥‥ったくムカツクー。」
「おい。」
「というか牛乳ないくせに何で豆乳とか置いてんのさ、商品選択がおかしいっての。もぉ。」
「おい、‥‥ちょっと。」
「しかも『つめた〜いお飲み物』の方に何故しるこ(汁粉)ドリンク?!夏だからって冷たければいいってもんでもないだろうに。一体誰が飲むっていうのさ冷えた小豆の液体なんて。」
「なぁってば‥‥、椎名。」
「基本的に間違ってるよねこの自販機‥‥。あー、別のフロアにないのかな。あるよな自販機くらい。なければ誰かパシらせれば‥‥じゃなかった誰かに頼めばいっかー。自販機、自販機、は、っと‥‥。」
「ちょ‥‥ッ、待っ、」

がんばれビューネくん!何事もアピールだよ!!




end.

メナ○ド薬用ビューネのCMのパロディ。‥‥みんな知ってるのかなこのCM‥‥。