「仕事がしたいのだ。」
「仕事?アルバイトのこと?」
「うむ。」
「そんなことしてたら俺といる時間が減るよ。‥‥あ、それに不破くん、もう仕事してるだろう。」
「?何のことだ。」
「不破くんは『俺の傍に居ること』が仕事。ね?」
「む?それはどういうことだ?それで仕事になるのか?それはどういう仕事だ?」
「俺に会いに来て俺を大事にして俺を労わって俺を幸せにしてくれること、だよ。」
「ふむ‥‥。」
「そしてたまにはこうやって、キ‥‥」

「おいそこのバカップル。」

「‥‥スしたり、って‥‥なんだ三上、居たのか?」
「故意に無視して居たのかも何もねーよ。っつか此処は俺の部屋だ。」
「そして半分は俺の部屋だな。まぁ居てもいいがしばらく黙っていてくれ、仕事内容のレクチャー中なんだ。」
「へーぇ、ふーん、仕事ねーぇ。‥‥おい不破。聞きな。」
「ぬ?何だ、三上。三上はこの『仕事』というものを知っているのか?」
「あぁ知ってるぜ。確かに大事な仕事だな、そりゃ。」
「そうなのか。」
「いや、不破くん三上に教わらなくても俺が教えてあげ‥‥




「頑張れよ、訪問介護。




!!!!!




「ちょ‥‥っ、違、」
「違わねーよ『会いに来て大事にして労わって幸せにしてやる』だろ?ピッタリじゃん。」
「ほほぅこれが『訪問介護』というものか‥‥」
「いや不破くんほほぅじゃなくて!三上ッ!?」
「そうそう、労わってやれよー渋沢をー。ご老人は人類の宝だからなー?」
「だから、違‥‥ッ

「確かに三上の言うことは尤もだ。




納 得 さ れ た ‥ ‥ ! ! !←渋沢の心の声




「よし、じゃぁ今日から仕事頑張れよ、不破。相手は人類の宝だからな。
「うむ、心得たぞ、三上。」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。」

だってキャプテンお宝だから。悪いね、中学サッカー界の至宝。




title/『ゴールキーパーのお仕事?』
end.(2003.06.01)

頑張れ。いろいろ頑張れ。(笑)

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