それは、他愛のない噂。

『満月の夜、月を映した紅茶を飲むと、3つのお願い事が叶うんだって。』

少女趣味とか、何だとか。根も葉も花実もない噂。

‥‥だったのに。









その2 ブランデーの帝王。

ポフン。

「‥‥え?ケースケくん??」
「よう須釜!今日の俺はバーボンの国から来たヤマグチケースケだ!願い事みっつ叶えてやれるぜ。何かある?ってか、なんでお前ワイルドターキーなんて持ってんの?」
「‥‥‥‥や、父親に頼まれて水割り作ってたんですけど‥‥。」
「あ、オヤジさんと飲んでたんだ?なんかアレだなー、テレビドラマとかに出てきそうな親子の対話だな。酒を酌み交わしつつってヤツ?お前だと全然違和感ねーし。」
「いや別に、僕飲んでませんよ?」
「またまた〜スガならウィスキーだろうが焼酎だろうがウォッカだろうが何飲んでようと気にしないぜ!」
「いや気にしましょうよ中学生。って、だからー、飲んでな‥‥、」
「で、願い事なんかある?」
「‥‥。ちっちゃくなっても人の話を聴かない所は相変わらずなんですねケースケくん‥‥。」
「ナリがちっちゃかろうがココロはデカく!が俺の信条だ。」
「デカいのは心っていうか態度ですけどね‥‥。願い事ねぇ。あ、そういえば僕、新しいサッカーシューズ欲しかったんですよね。アディダスのプレデターマニア(TRX-FG 標準価格¥20.000)、あ、スーパーノヴァも良さそうだったんですけどちょっと高くてー。」
「ヨシ解った!そんなの俺の魔法で朝飯前だぜ!」
「あ、やっぱり魔法とか使うんだ‥‥って、

 

ぽちゃん。←懐から出したなんか白い粒。

 

「スガ、素早くかきまぜろ。」
「あ、はい‥‥。」
「さーコレ持ってオヤジさんとこいって、飲ませてこい。そしたらばー、たちどころにシューズを買うお金がー、オヤジさんの懐から出てくるという魔法だ!」

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。それ魔法ですか?

 

 

魔法っていえば魔法といえなくもないぞ、須釜。




end.(11.07/2003)

その2とかいってますが、たしか他にもネタ披露はした筈‥‥。椎名と真田と英士の‥‥。どこにやったもんだかね。