■FF6でヘタリア2・ティナの配役(露さま、にょ加)
拍手で構ってもらえたので(ありがとうございますv)続きも書いてみました^^長いよ!
ティナの配役は、彼か彼女かです(笑)
ティナのキャスティングなんですが、実は「このキャラだよね!」というのは、いるにはいるんですが‥‥。その‥‥ちょっと‥‥。
ろ、ろしあさん‥‥。
‥‥えっと、キャラ的にはハマり役だと思うのですよ、だってあの人外ゲフゲフ、なんかいろいろ超越したところとかね!(※ティナは幻獣と人のハーフで、悪い皇帝に洗脳されて利用されてます。魔力がある。当たり前に強い。)あの、ぽんやーっとした感じがろっ様ではまると思うの。
生まれながらに複雑な境遇、洗脳されて兵器として使われている毎日。
人を殺しながら、思う。
自分とは何か。そもそも「自分」はあるのか。いつか、自分は「自分」を見つけられるのだろうか?
「自分」でいて、いいのだろうか?
「それじゃ、「自分」を探しに行こうか」
‥‥探しに。行けるのかな。行っていいの?
「それを決めるのはお前自身だよ。自分を探しに行くのも、全てを否定して逃げるのも、お前の自由。誰もお前を攻めやしないさ。どう生きてもいい」
自由。自由ってなに?
「‥‥まだ解らないかな、そうだよね。‥‥可哀想に。でも、うん。とりあえず現状を変えよっか?いろんな人に会いに行こうか。それまで一緒に居てあげるよ。その探す旅を俺が『守って』あげよう。ずっとは無理だけど、できるだけ」
守って、あげようなんて。言われたことなかった。
洗脳されてうっすらとした自我の中、出会った光。仲間。モノクロームの世界が色づいていく。自分がどこからきて、何から生まれたのか。
解放される力、身体が作り変えられていく恐怖、けれど。
(‥‥ああ、守りたい、な。)
何のために生まれたのかを、今、僕は知る。
‥‥っていうね!ろっ様ではまるんですが、如何せんそうすると仏←露になるんだよねこれが‥‥。や、私ろっ様は単品愛で派なんで‥‥。あと仏英だからねFF6。それになにより、こう、ビジュアル的に‥‥。
ティナは可愛い女の子がいいんだってば!おにゃのこ!!
となるとリヒたんとかベルベルとかになるんですが、リヒたんにはお兄様必須なので天涯孤独とかあり得ないし、ベルベルはちょっと気が強いし蘭兄ちゃんいるし。セーちゃんは元気よすぎるし。となると、孤独って意味でもろっ様なんだよ‥‥。
世界崩壊後は小さなお家で子ども達と暮らしてるの。一生懸命、日々を暮らしてる。で、そこにやってくる妊娠騒動。‥‥んん、リトポでいいか。ポーは気合入れて妊娠してくれ(笑)で、あわあわしてるリトを一喝したり、そんな生活を守るために力を解放して幻獣と大バトルですよ。ろっ様ならタイマンでも勝てそうね。
「自分」とはなにか。何のために、ここにいるのか。
「それは、守るため。」
自分の傍にいるひとたちを。かわいいこどもたちを。‥‥初めて、「守ってあげる」と言ってくれた彼が生きる、この世界を。
あ、最初ろっ様に話しかけてるのは兄ちゃん(ロック)ですよ。
ナルシェからの逃避行。
ええ、ええとっても私の中でははまり役なんだけどさぁ!
いかんせん、こう‥‥ビジュアルが私の中では、なにか違和感が‥‥。かわいいおんなのこを求めておるのだよ‥‥!
露さまをにょたりあにしたら、とも思いましたがにょたりあビジュアルの露さまもなんか違うのです。ティナはどちらかというと可愛く幼めの無垢な容姿がねぇ。
これはもう、拍手でご意見いただいたにょカナちゃんかなぁとも思うんだけど、カナさんと同時にだすのはなぁ‥‥。でも基本闘うにょカナちゃん大好きなんだよね。なによりナルシェからの逃避行時のビジュアルがよろしい。
小さなお家で「ママ」って呼ばれながら、小さな日々を守ろうとするカナちゃん。この場合は妊娠騒動はバッシュさんとリヒたんでもいいな。まぁ孕ませたからっておろおろするようなバッシュさんじゃない気もしますが(笑)あ、カナちゃんなんだし、そこは蘭兄さんでもいいかもしれませんね、暫定オランダ領のアレで(笑)‥‥あれ、そうなるとむしろ妊娠騒動よりもここで蘭兄さんとカナちゃんのロマンスのほうが(ry
カナちゃんの場合、イギ様(セリス)との関わりも出来ますね。
自身もまた魔導の力を注入されてその違和感、苦痛に耐えてはいたのだけれど、イギ様にはリズ(シド博士)が居たから。イギ様が帝国で『常勝将軍』と謳われるほどに闘った理由は、リズが居たからというのもいい。リズは魔導の力の研究にも携わってるから、イギが結果を出さないと研究者であるリズがガストラに何をされるかわからなくって、イギは頑張らざるを得なかったとか。
そう、イギにはリズが居た。
けれど、カナちゃんには、だれも居なかった。
年端も行かぬ少女の身で、兵器としてモノのように扱われる姿を遠くに見ながら歯噛みするイギ。
ある日、イギはそんなカナちゃんを見つけます。
まだ帝国将軍職にある頃。研究施設の近くで。
イギは領内に屋敷を持ってるのだけれど、リズがいるので研究施設近くに行くことも多く、きっとその近くにひっそりと薔薇を丹精してたりするのですよ。魔導研究はトップシークレットだし、一般兵からは畏怖されると同時に、あり得ない力の発現を可能にする魔導は忌み嫌われている。だから、あまりひとが居なくって、こっそりとイギのお気に入りスペースになってたりした、ところに。
「誰だ。‥‥あ、」
「‥‥‥‥?」
薔薇垣の根元、ぼんやりと座る少女。‥‥ごく、普通の女の子に、見えた。
「‥‥どうした?ひとりなのか」
こくりと頷く首は白く、味気ない服に包まれた四肢は華奢で。
生体兵器、殺戮者、禁忌。いくらでも忌み嫌われる言葉を擦りつけられている少女は、けれどこんなにも、か弱く。
「花は、好きか?」
「‥‥わからない」
「わからない?」
「‥‥‥‥あまり、みたこと、ないから」
「‥‥そうか」
おっとりと、訥々と喋る姿に、胸が痛い。
‥‥この年頃ならば、野の花を摘み歌を歌い、そうして出会う少年と淡い恋に落ちて、幸せに暮らしていて、いい筈なのに。
「なら、またここに来るといい」
「‥‥いいんです、か?」
「ああ。ここは俺の、秘密の場所だから。他の人間は来ねぇよ。好きにしていたらいい」
「好きに、」
「ああ。好きに。‥‥それも、わからない?」
頷く少女を、衝動的に抱き締めた。
芳しい薔薇の紅も、野原に咲き誇る花々も、甘い恋の歌も。
人としての全てを奪われている少女。
(なんて、酷いことを‥‥!)
腕の中の少女が身じろぐ。彼女は殺戮兵器。次の瞬間には殺されているかもしれない。それほどに畏れられ、忌み嫌われている、少女。
自分も人殺しではあるけれど、質が違う。何もかもが違う。
‥‥違うと、思っていたのに。
「あったかい、」
「‥‥そうか」
自分は、人殺しだ。数多の王国、幾万の人間を殺してきた。
ガストラの名の下、最強の国を求めて、強い力の元で全てを律する時代を求めて。
けれど、それは。それは、こんな少女が、こんな少女から全てを奪ってまで、為すべきことだったのだろうか。
(俺が、すべき事は。‥‥したい、ことは、)
そうこうしている内にカナちゃんはナルシェ侵攻に駆り出され、イギ様もまたサウスフィガロ制圧へと赴くことに。けれど、もう芽生えてしまった疑問は消せない。‥‥帝国への、忠誠は既に揺らいだ。
「アーサー・カークランド。国家反逆罪の疑いにより将軍職を剥奪、これより監視下に置かれる。‥‥捕えよ」
「‥‥ッ、」
「気をつけろよ、こいつは魔導を使う人殺しだ。手足には枷を。意識を集中させるな。‥‥どうせ本国に送還すれば死刑だ、心臓が動いてさえいりゃいいさ、痛めつけとけ」
拷問を受けながら、あの亡羊とした瞳を思い出す。
華奢な身体は温かく、柔らかないい匂いがしていた。
(‥‥いつか、あの娘が。彼女が気づけばいい。)
花は芳しく美しいものだと。
‥‥とまぁそんな感じの英にょ加もいいですがこの後アーサーさんは散々痛めつけられたところに兄ちゃんが来てひとつ前の妄想に続きますよ、と。
ゲームのエンディング後ってどうなるんだっけ?ティナ。たしかこちらの世界に残るんだよね。おお、そこでここはひとつ蘭兄さんとのロマンスを‥‥!(笑)
ん?アルはって?アルにはカナさんことマシューさんがいるからね!
次があればフィガロ王家兄弟こと北米兄弟のお話を。
アルはマッシュではまると思うんだ‥‥。本田さん(カイエン)を幽霊列車内でドン引きさせてればいいんだ‥‥(「メシもってこーい!」)
■FF6でヘタリア・シャドウとインターセプター(独伊+普)
殆ど原作(FF6)から離れてるので、好きな人はごめんね。でもすごい楽しかったぁ‥‥!
長いですので覚悟してどうぞ。
シャドウ:ルートヴィッヒ
インターセプター:ギルベルト
リルム:フェリシアーノ
ストラゴス:ロヴィーノ
※オリジナル要素が強いです。
ルートさんとギルは、人狼の一族です。
が、ルートさんは狼になれない、生まれつき。
近年、帝国の人狩り(人種差別的な何かと思ってくれれば)に一族は存亡の危機に立たされていました。閉鎖的な空間で、血統を保たざるを得なくなったのです。
子どもが、生まれなくなりました。
本来人狼は世界各地にひっそりと住まい、別段周知されているわけでもないけれど、ごく近い、周辺の村(普通の人)とは、うまく共存していたのですが、世界の情勢が帝国によって不安定化する中で、異物排除の影響を、直接的に受けてしまったのです。
どんどん少なくなる一族。彼らの、人へ対する不満は爆発寸前。
そんななか、久々に生まれた子どもがルートさんでした。‥‥人の、母親を持つこどもでした。
夫婦はひっそりと、我が子と3人、ひとの街の片隅で暮らしていたのですが、ある日。人間に殺されました。子どもの目の前で、嬲り殺し同然に。
残されたこどもは、人狼の特徴を持ちつつ狼になれない子ども。
人狼の特徴は、金または銀の美しい髪、青もしくは赤の瞳。
金の髪に青い瞳のルートさんは、けれど狼にはなれない。
そんな彼を守り、養ったのがギルベルトとゲルマンさんです。
ゲルマンさんは一族の長的な存在で、ルートさんの父親のことも子どものように可愛がっていた人狼でした。そして、一族が人間への憎しみを募らせることに心を痛めていたひとでもありました。顔には全然でないんですが。
なので、ルートさんの父親が人間の娘と恋に落ちたことを、密やかに祝っていたのですが、結末は上のとおり‥‥。
父母と共に殺されかけたルートさんを救いに走ったのが、ギルです。
ゲルマンさんは族長という立場上、動けなかった。
どれほど心を痛めようとも、その子どもをどれほど守りたくとも。
でも、ギルは行きました。一族すべてを振り切って彼を攫いにいったのです。
眼前で両親を殺されて呆然としている幼い子どもに、いやらしい笑みを浮かべた人間がせまる。
だって、殺さないといけないだろう。
だって、これは「人間」ではない。自分たちの仲間では、ない。
汚い異物は、排除しなくては。
「いぶつ、」
笑いながら浴びせかけられる罵声に、立ち尽くすこども。
いぶつ。いぶつって、なに。
優しかった母様。強かった父様。どこにいったの。
足元を流れる粘つく赤いものは、なに。
そこに沈んでる、白い指先は、だれ。
母様、父様、どこにいったの。ぼくも、連れて行って。
だって、ぼくいぶつだって、いちゃ、いけないって、言われてる、
「居てもいいんだ!俺と来い!早く!!」
小さな身体を攫ったのは、輝く銀の毛並み。
襲い来る凶刃も恐怖の叫び声も撥ね付けてこどもを銜えてひた走る。
赤い瞳。
こうしてルートさんは一命を取りとめ、ギルに保護されてゲルマンさんが率いる人狼の街にやってくるわけですが、まぁそこでも差別を受けます。
ゲルマンさんはさりげなく力を貸してはくれますが、立場上どうしても、力が及ばない部分もあり。表立っての何があるわけではありません、ゲルマンさんがルートを一族と認めて町に入れた以上は、異議を挟む者などいないのですが。
けれど、見えない差別は続く。ほんの少しだけ無視をする、ほんの少しだけ触れ合うことを厭う、物を売ることを嫌そうにする。‥‥少し、少し。
けれどそれは積み重なれば、重く、重く。
だって狼になれないから。
でも、ルートは平気だった。
「ルツ、狩りいこーぜ今日の晩メシ!東のほうによぉ、渡りの鴨がきてんだよ、お前まだこどもなんだからなっ、肉食え、肉!」
「兄さん、少し黙らないと鴨が逃げる」
銀色の背中に乗って狩りにでかけたり、人の姿を取った大きな手のひらに抱き上げられて人間の生活をこっそり見に出かけたり。
一緒に眠り、抱き寄せられてキスをもらい、あたたかな食事と、温かな言葉をもらう。
十分だった。赤い瞳が、笑う。
「大丈夫だ、俺様が守ってやんよ、可愛いルツ」
ギルが居る限り、自分は此処に居てもいいのだと思った。
あ、このころのルートさんは神羅サイズです。本当に子どもです。
そんな子どもルートさんは、ある日人間の子どもを拾いました。
「ここ、どこ?」
「どこ、って‥‥」
「あのね、街の偉いひとがね、ここに居なさいって、つれて来てくれたの。ここ、どこ?」
「‥‥‥‥。」
ここは、人狼の街の外れ。
かつてなら考えられないことですが、人狼と人間の関係が悪化の一途を辿る中、「人狼は人間を喰う」というデマがまことしやかに人間の間では囁かれるようになっていました。
‥‥つまり、この子どもは、捨てられたのです。喰われて、殺されてしまえと、告げられた子どもだったのです。
(いぶつ、なんて、世界には居ないんだよ。)
(居てもいいから、って、助けてくれた兄のように。)
(俺が、この子を、守らなきゃ。)
その子どもが捨てられた、どのような理由があるのかは、ルートさんには解りません。
ただ、その子どもは純粋な目をして、ルートをみてくれました。
‥‥ひとも、人狼も、だれもルートを仲間として認めないのに、こんなにも、真っ直ぐに見つめてくれるひとに、だって初めて、あった。
赤い瞳が笑う、兄だけだと、思っていた。
世界が、広がる。
チョコレート色の瞳が、笑う。
「おまえ、名前は?」
「フェリシアーノ、です!」
それが二人の、出会いでした。
フェリを連れ帰ったルートさんに「おっ、嫁か?!嫁か!!」と何故か真面目に慌てる兄に呆れつつ、事情を話したルートさん。ギルは笑って子どもを保護することを許してくれました。もとより街はずれに住んでいる二人です、大丈夫だと思ったのです。
‥‥いくら、世界が荒れていても。
そこまで、「仲間」である人狼の心が、荒れているとは思わなかったのです。
フェリシアーノには特殊な力がありました。それが、絵を描くこと。
描いた絵に、力を吹き込むことが出来る、特殊能力者でした。言ってみれば、魔法使い。特に生き物を描かせたら、画用紙から鳥が羽ばたいていくような強い力をもっていたのです。
「ルート、見て見て!」
「すごいな」
画用紙に次々描かれていく生物や植物。
可愛い花が、画用紙から零れ落ちてくる。
ルートは其れをすくいあげて、フェリの髪に飾ってあげたり、二人のために狩りや働きに出ている兄を喜ばせようと、二人で床一面に撒いてみたり。
「ヴェー、きれいだねー」
「きれいだな」
子ども達は、ささやかな幸せに笑いあう。
だってそこは満たされた場所だった。
異物といわれようが、殺される為に捨てられようが。
だって此処には、優しくて陽気な兄がいる。
だって此処には、大切な、お互いがいる。
「フェリシアーノの絵は素敵だな、もっといっぱい描くといい」
「うん!いっぱい描くよ、ルートにもいっぱい見せてあげる!」
幼い、幸せばかりを詰め込んだ、約束。
ずっと続くと思っていたのに。
つまり、フェリの存在が人狼の中でもとりわけ人間嫌いなグループにばれてしまったのです。
ギルが、ほんの少し目を離した瞬間でした。‥‥だって、まさか。
だって、俺たち仲間だよな?
そりゃ確かにルツは変身できねぇけど、人狼の血を引いてる。なにより、あんなに可愛く、賢く、優しい、まだ何もできねぇガキだ。ガキっつーのは、守り育ててやるもんだろ?フェリちゃんだってそうさ、あんな可愛い、優しい、小さな、ちっぽけなガキだ。人間だけれど人間に捨てられて、でもあんなに気丈に、してた。花をくれた。ルツとふたり、手を繋いで俺の腕の中にいた。
守ってやると、誓っていたのに。
「テメェらあああああ!!!」
燃え盛る炎。熱風。その発生源は己の守るべき、可愛い、なにも出来ない、なにもかも失ったこどもたちの、住まい。
炎、射掛けられた火矢。‥‥中に、こどもが。いるのに。
‥‥大好きだった兄の、俺が愛した女の、子どもなのに!
火矢を打ち込み、扉には中から出て来れないように木が打ちつけられていた。たいまつを持って声高に己の正義を叫んでいるのは、自分の「仲間」。人狼。
ギルは一瞬も迷わず燃える家に突っ込もうとするのですが、周りの連中に寄ってたかって攻撃されます。
数というものは侮れず、しかも同族なので身体能力自体は同等。かつてルートを攫ってきたときのように、脚に物を言わせて人間から逃げるのとは違います。数に勝てず、散々に痛めつけられて倒れるギル。それでも、身体を引き摺ってでも燃え盛る家に近づこうとする彼を、周囲は哂う。
‥‥大体お前があんなものを連れてくるからだ、あんな、
「要らない、汚らしいものを!」
「‥‥ッ!」
目の前が真っ赤になるような、純然たる怒り。
‥‥と同時、ふと、どこかに引っ張られるような感覚がして。
その瞬間、ギルの身体がその場から消え失せた。
燃え盛る、建物。熱い。熱い。
「ルート、ルートぉ!」
「フェリシアーノ、こっち、早く!」
突然やって来た見知らぬ大人たち、いや、ルートは幾度か見かけたことがあった。兄の腕の中で、兄の背に乗せられて。「手ェ離すなよ」そういう兄は、笑ってはいたけれど、いつもよりも抱き締めてくれる腕が強かったことを、知っている。
疎まれていたことなんて、知っていた、けれど。
なにか、喚いていた。聞き取れなかった。きっと、聴かないほうがいい言葉だった。
じわじわと炎が回る家の中を、子ども達は逃げ惑います。玄関も、窓も封鎖されて出口はない。外は見えない。見えるのは赤い炎と、お互いの姿だけ。
けれど、小さな家に、逃げ場なんて、ない。
燃えていく。初めて兄がルートにくれた弓矢も(牙の代わりに、と。)、温かなミルクを飲ませてくれたテーブルも、こどもたち二人、温かな兄の銀の毛皮に埋まるようにして寝かしつけられた寝台も。
燃えていく。‥‥画用紙が、見えた。
兄の為に飾った花。二人で。
「ルート、」
フェリシアーノの声が、傍に。
(いぶつ、)
要らないって、なに。
赤い、ねばついた足元、白い指先。母様、父様、どこ。
要らないって、だれが。
‥‥ぼくが?
「‥‥ぁ、あ、」
「ル、‥‥」
「あああああああああああああああ!!」
「ルート、ルート!」
握られた小さな白い手は、自分を拾ってくれた大切な相手。
解ってた、解ってたよ俺捨てられたんだって。兄ちゃん、酷い目にあわされていないといいな、だって泣いてた、暴れて、俺のこと呼んでくれてたの、知ってる。フェリシアーノ、あんまり呼んでくれたことなかったのに。
ねぇ、でも兄ちゃん、俺ここでね、大切な人に出会ったんだよ。
だって、手を繋いでくれたんだ。絵をね、見たいって、いってくれた。
名前を、呼んでくれたよ、兄ちゃんと同じように。守ってくれるって、いってくれたよ。
そして、笑ってくれたんだ。
「だから俺も、俺が。ルートを守るよ。」
燃え盛る炎、絶望に泣く大切な相手を抱き締めて。
小さな、捨てられた特異能力者の手には、絵筆。
画用紙はない、燃え尽きてしまった、けれど、絵はどこにでも描ける。
自分には、なんだって描ける。
(ルートがもっと描けばいいって、言ってくれた)
描ける。描ける。‥‥今この場に必要なものを。
今、絶望に泣くルートを、抱き締めてくれるひとを。
‥‥そう、彼。ルートと同じくらいに、優しいひと。俺にも優しくしてくれた、素敵な、銀と赤。
「‥‥‥‥水。いや、火を吹き飛ばす風。屋根に穴を開けるんだよ、外に。それから、翼。空を飛べるよ、逃げられるように。」
紡ぐ言葉はそれ自体が魔法。それゆえに恐れられた、それゆえに捨てられたフェリシアーノが持つ特異能力。
描いたものを具現化する、魔法。
「‥‥ギルベルト、来て。ルートが泣いてる」
床をすべる絵筆が折れると同時現れたのは、翼を与えられた優しき銀色狼。
ギルと、その背に乗せられて空を駆け逃げた子どもたち。
十分に街から離れたところで元の姿に戻った兄に、二人は抱き締められます。
街のほうではこの事態に激怒したゲルマンさんがあれやこれやと後始末をつけていたわけですが、それは置いといて。
「兄さん、‥‥フェリが、起きない」
「‥‥‥‥。」
空間移動と召喚魔法を足して割ったみたいなあり得ない魔法の発動は、子ども達とギルを救うと同時、発動させたフェリシアーノの精神に凄まじい負荷をかけました。起きないのは魔法による消耗ではありがちなことですが、それ以上の後遺症が。
つまり、フェリシアーノの記憶を吹き飛ばしたのです。
ギルとルートさん兄弟は、深く考えます。
フェリシアーノは、人間の子どもです。もしもこの先、またこんな目に遭わせてしまったら。
と、その時風が動きました。
ハッと一瞬で狼の姿に戻ったギルが身構え、ルートは眠るフェリシアーノを抱き締めて、後ろに隠れ構えます。
‥‥魔法。現れたのは。
「‥‥やっと見つけた、バカ弟」
フェリシアーノの兄であるロヴィーノは、青魔法がつかえる特殊能力者です。
彼はうまく其れを隠していました。青魔法使いは遺伝です。使い方如何で強力な殺傷能力を持つ魔法は、もしも知れたら間違いなくガストラ軍に連行されてたから。
幸い、弟には同じ能力がない。
だから上手に隠して、幼い弟と二人、街を転々としつつどうにか暮らしていたのですが。
‥‥まずいことに、それ以上に特殊な能力保持者だったわけです、弟は。
画用紙から生み出された生き物か何かを、ちょうど滞在していた村の人間に見られてしまった。更に悪いことに、そこが保守的な村だったから始末に負えない。
捕えられ、引き離され。弟を、奪われた。己もまた散々に痛めつけられて、酷い目にあったけれどそんなのどうでもよかった、大丈夫逃げるのは得意なんだ、逃げる。
逃げて、弟を探しに行く。どんなことをしてでも。
死んでるかもしれない?だからどうした。弟は、弟なのだ。守るべき弟だ。そして俺は、兄だ。見つけてみせる。必ず。
「‥‥見つけた‥‥ッ!」
まぁそんなこんなで、フェリは記憶を失い、眠ったまま兄が引き取っていくことに。ギルとルートの兄弟は街に戻ることはせず、そのまま旅をすることにしました。
フェリシアーノを、見送るルートさん。その手には、フェリが最後にギルを召喚したときに折った、絵筆が握られていて。
「フェリシアーノ、」
ルートさんは、誓います。
次に会うときは、俺が必ずお前を守る。
お前が俺を助けてくれたように。
手を握ってくれた。名前を呼んでくれた。兄を、呼んでくれた。狂いそうな俺を、守ってくれた。
笑いかけて、くれた。
そのために、俺は強くなる。
「それまで、さよなら」
幼い二人の、最初のお別れ。
ていうか既にFF6設定欠片もないね!
本当はルートさんは原作だと泥棒?で、フェリ=リルムは彼の子どもなんですけどね!たしかリルムの母親を失くすかなにかで、強盗から脚を洗うんじゃなかったっけ。
ああ、ってか、インターセプターことギルが、ラスボス戦後に脱出不可能な状態で動けなくなったシャドウ=ルートさんを背負って逃げようとするシーンの話をしようと思ってたのですが。あらあら。
崩れていく。強力な魔法力によって浮揚していたここは、ケフカ亡き今もはや形を保てない。揺れる足元、共に闘った仲間達の姿。
ああ、逃げられただろうか?大丈夫か、フェリシアーノには、兄がいる。大丈夫だ。‥‥だから、もういい。
動かない身体。けれど、もういい。
「‥‥兄さん、駄目だ。俺はもういいから、兄さんだけ逃げろ‥‥」
血みどろのルートを背負って、というか引き摺ってよろよろと歩くギルもまた傷だらけ。今ではもうギルのほうが体格が小さい。
けれど、銀色の髪を、全身を血色に染めながらも。
赤い瞳の優しい兄は、笑う。
「ばー‥‥か。言った、だろーが。『俺が守ってやんよ、可愛いルツ』。」
プーちゃんには好きなだけ夢見てますが、なにか。
■にょいつについて(にょ独、枢軸、にょ加)
にょいつ、つまりおにゃのこのどいちゅさんですが、実に好みです。
「おっぱいだろ‥‥」と思われた方、それもあながち間違いではありませんが(‥‥。)彼女は全体的に!好みなのである!
こう、あれだよ、全体的に女性らしい肉感的なフォルムなんだけど、軍属的なキリッとリキリキしてて、そんな自分が一番自分らしいと自分を肯定してる。けれど一方でこう、周りのほにゃんとした可愛いおにゃのこを見ると、これでいいのだろうか‥‥って真剣に悩んじゃったりもする。21歳、一番可愛い時期だよね!(※ちなみに生物学的には20代後半〜30代前半がもっとも身体が締まって綺麗な時期なんだそうな)
そんなにょいつさんとイタちゃん(男)の話とかちょう読みたいぜー。イタリア男の本領を発揮した口説き文句でにょいつさんを真っ赤にしてポコポコ怒らせたり焦らせたりすればいいです。
「ヴェー、ドイツがちゅーしてくれたら俺頑張るのになー」
「なっ、何を破廉恥なことを言っとるかー!!」
‥‥あれあれ?これ別にどいちゅが男でもいんじゃね?(笑)
しかし私がさらに見たいのは、実はにっさま×にょいつであります。
三次元肉感的女性が苦手、というにっさま情報に「‥‥‥‥そうか、苦手、か‥‥」って密かにしょんぼりしてるにょいつ可愛いと思います。せめてもう少し背が低ければとか、胸が小さければ、とか。たとえばリヒたんみたいに小さければよかったのだろうかとか考えてもやもやするにょいつさん。可愛い。ちょう可愛い。
因みににっさまはといえば、まぁ、胸がバインバインでお尻ドーンな女性は苦手といえばそうなんですが、肝心なのは中身ですよ伊達に年食ってません爺の本気を今!という感じです。が、あんまり前には押し出す気もないので、しょんぼりしてるのを隠して健気に振舞うにょいつさんに、さてどうしましょうかねぇって思ってます。デート‥‥デートですか、さすがに散歩とかだめでしょうかね、でも私が車に彼女乗せて海に、とかどうなんですかそれ、日本車でしょうかドイツ車でしょうか、ああいっそ日独共同開発車を作って‥‥!ってどんどん違う方向に行っちゃう爺。進展しやしねぇ(笑)
うちのにょカナちゃんとにょいつさんが一緒にいたら凄く可愛いですよね!一緒にお買い物とかいくよ!興味の方向は全然違うんだけど、それぞれにまったりと付き合ってのんびりゆったりお買い物したりお茶飲んだり。にょいつさんとお友達になるカナちゃんの恋人はイギか兄ちゃんです。メリカは除外。兄ちゃんの場合、「あいつか‥‥」みたいに日々の変態行為を思い返して眉を顰めるにょいつさんに、彼女が何を思ってるか知ったうえで苦笑して「まぁ、ああいうひとですから昔から」ってほにゃんと笑っちゃうカナちゃんです。カナちゃんはカナちゃんで、兄ちゃんとお隣同士で最近親密なふたりにちょっと嫉妬してたら可愛いよね。嫉妬っていうか、単純に「いいなぁ」くらいです。こう、カナが兄ちゃんちで過ごしてたらにょいつさんが仕事持ってやってきたよ!とかそういうとき。兄ちゃんがいなくって、代わりにカナちゃんがお茶いれておもてなししたりして、にょいつさんはにょいつさんで、邪魔をしてしまったって気まずく思ってて、最初はぎくしゃくしながらお話したりとかね。でもそのうちガールズトークに花が咲くよ!
イギが恋人の場合、カナのお友達ってことでにょいつさんにも刺しゅう入りのハンカチとかプレゼントとしてカナに持たせてそう^^おかあさん!(笑)
己の恋を相談しあうおにゃのこと可愛いねぇ可愛いねえええ!
毎日妄想が楽しい限りです。