2.『グータンヌーボ〜恋人のヒきどころについての緊急集会〜』
出演:
フィンランド
ロマーノ
日本
───まずは自己紹介をどうぞ
「フィンランドです」
「ロマーノ。南イタリアだ」
「日本です、よろしくお願いいたします」
───恋人についても一言お願いできますか?
「こ、恋人っていうかですね、一緒に暮らしてるってだけなんですけど!ちょっと自分の部屋がなかったり一緒に寝てたりしますけどッ、こッ、恋人っていうのは‥‥えーっと、その、スーさん‥‥スウェーデンさん、です」
「いやそれもう恋人通り越して夫婦だろ。‥‥一応、あのKYトマト」
「イギリスさんです」
───いまいち会話が弾みませんね。どうぞお楽に
「あ、すみません僕あんまり面白いこと言えなくて。えーと、何か面白い話とかしないと駄目かな‥‥あ、三人のロシア人の話とか?えっと、ロシア人が3人いましてー」
「止めてくださいお願いします。」
「‥‥フィンランド、日本が切腹しそうだから止めてくれ」
「おひぇえええ?!あ、ご、ごめんなさいハラキリ止めて‥‥!」
───本日のテーマは『恋人のヒくところ』です
「ショタコンなところ」
「「即答!」」
「え、だってそうだろあのヤロー絶対ガチだろ」
「しかも真顔で念押しですか」
「う、うーんスペインくん、確かに昔からワリとそうでしたけど」
「だよな?大体よぉ、ガキの頃俺エプロンドレスだったんだぜ。当時はあんま深く考えてなかったけどな、それどうよ?」
「「‥‥‥‥。」」
「え、けっ、けれどたしか、イタリアくんもエプロンドレスでしたよね?一度オーストリアさんのお宅で肖像画を見せていただいたことがありますよ。おそろいにしたかったとか‥‥」
「あれはあのお貴族様が本気で勘違いしてたからだろ。スペインは違うだろあれ。趣味だろ」
「「‥‥‥‥‥‥‥‥。」」
「‥‥‥‥‥えっと、う、うう、ん?」
「‥‥そッ、そうですフィンランドさんは?!スウェーデンさんのヒくところってありますか?」
「おひゃぁ!?って、ああ、僕ですかー。えっと‥‥顔が怖いところとか?」
「‥‥これまた随分と根源的な」
「まあ確かに威圧感あるけどな」
「えっ、あ、でも本当はすっごく優しいんですよ?顔怖いけど器用ですしお裁縫とか家具作りとか上手だし、なんか予期しないところで願い事叶えてくれたりするし!顔怖いけど」
「‥‥はい、フィンランドさんがスウェーデンさんのこと好きなのがよく解りました。あと顔が怖いことも」
「あッ、それに仔犬とか動物も好きで優しい人なんですよ。今、犬を拾って飼ってるんですけど、名前も自分がつけたいって言ったりとか」
「へー」
「おや、なんだか意外ですね。そういうのはフィンランドさんに譲りそうなのに」
「ええ、最終的には僕が名付けさせて貰ったんですけれど」
「ええと、確か『花たまご』くん、でしたよね」
「そうです!」
「独創的だけど可愛い名前なんじゃねーの?」
「あ、ロマーノくんもそう思います?!ですよねー可愛いですよね、花たまご!」
「独創的ではあるけどな」
「本当はもうちょっと格好いい名前にしようと思ったんですけど。『特攻!バクダン野郎』とか!」
「「‥‥‥‥。」」
「『チーズ御殿』と『いわしピクニック』も捨てがたかったんだけどなぁ‥‥」
「「‥‥‥‥‥‥‥‥。」」
「‥‥あ!そ、そうだ日本はどうなんだよ?!イギリス様だろ」
「え、ロマーノくん何で様付けなの?」
「‥‥‥‥‥‥いろいろあんだよ」
「はぁ‥‥。ああ、で日本さん?イギリスさんの引くところとかって」
「無いですね。」
「「え?」」
「無いです。」
「‥‥‥‥‥‥‥‥いやあるだろ、あの不味い料理とかマズい料理とかマズい料理とか、あと不味い料理とか!あるだろ!」
「‥‥‥‥議場であの、読む本はちょっと‥‥」
「萌えじゃないですか」
「「‥‥‥‥。」」
「料理下手はドジッ子属性の一つですよ!よもや塩と砂糖を間違えるなんてテンプレを実体験できるとはまったく長生きはしてみるものです。童顔でツンデレでエロいなんてもうそれどういう萌えですか!?要素てんこ盛りでおなか一杯ですメシウマ過ぎです!もう理想ですよね!まさか二次元以上の三次元があるとは長く生きておりますが思いもしませんでした‥‥ああイギリスさん、素敵過ぎる」
「「‥‥‥‥‥‥‥‥。」」
互いが互いに微妙にヒく関係。