1.アーサー・カークランドのおしゃべりクッキング☆
司会・料理:イギリス
ゲスト:フランス、日本
「はい撤収ー。」
「待てコラこのワイン野郎!まだ番組始まってもいねーじゃねーか!」
「悪いけど俺、エールフ○ンスがストライキ起こす前に帰らないとだから」
「ユーロスター使え」
「あのなイギリス、お前に向いてるのはおしゃべりクッキングじゃなくて『愛のエプロン』だ。オチ要員で。」
「イギリスさん、イギリスさん」
「っ、日本!日本は番組出てくれるよな?!俺と一緒に楽しくおしゃべりしてクッキング☆してくれるよな?!」
「勿論です、イギリスさん」
「日本‥‥ッ!」
「貴方がおしゃべり担当私が料理を担当させていただけるのでしたら何ら問題はありませんよ」
「え、」
「はいはい、今日のメニューは何ですか?‥‥カレーライス?そうですか、はい大丈夫ですよ私にお任せ下さい」
「え、あ、日本、俺も調理に参加し」
「そういえばご存知でしたか?我が国ではイギリス式のとろみのあるカレーが主流なんですよイギリスさん。ふふ、当時貴方が私にビーフシチューを振舞ってくれたからかもしれませんね」
「え、そうなのか?」
「ええ、日本で一般に市販されているカレールウではとろみのついたものが主流ですから。イギリスさんのお宅でもカレーは人気のようですが、私どもの国でもカレーは国民食ですから。国民の皆さんもとっても好きなんですよ。私の家とイギリスさんのお家の繋がりが垣間見えるようで、少し嬉しいですね。そういうわけで、私のカレーをイギリスさんにも食べていただきたいのですが、駄目でしょうか?」
「そ、そうか!いや、駄目なんてことは‥‥ッ!べ、別にそこまでお前が作りたいっていうなら任せてやってもいいけどな!」
「はい、是非お任せ下さい。是非。あ、むこうでフランスさんとおしゃべりしててくださいね。時間も押しているようですし、早速撮影にはいりましょうか。イギリスさん、スタッフの皆さん呼んできていただけますか?」
「そうだな、すぐ呼んでくるから!」
「‥‥俺お前のこと心の底から尊敬するぜ、日本‥‥!」
「フランスさん、私とて日本男児。これしきの困難乗り越えてみせますとも、ええ」
こうして無事に撮影は終了し、『カレーライス(テーマ:イギリスを味わう)』は料理を担当した日本の達成感溢れる笑顔で高視聴率をマークしたとのことです。
続くよ!→我輩の辞書に不可能の文字はない