2.イギリス『素直にデレる作戦』




「その‥‥好きだ」
「ありがとうございます、イギリスさんにはいつもとても良くしていただいて、本当に感謝しております。そうそう、先日頂いた薔薇、中国さんとアメリカさんとのお話し合いの席に飾らせていただいたのですけど、とても綺麗で、匂いも好くて。趣味が良いと、お二人ともとても褒めてくだすったんですよ。イギリスさんのおかげですね。とても綺麗で、みているだけで気持ちが穏やかになるような‥‥。ええ、薔薇が改めて好きになりました」
「‥‥いや、そうじゃなくてだなッ、俺が好きなのは‥‥っ」
「あ、この紅茶も美味しいですね。いつも思うのですが何かコツでもあるんですか?いえ、私も一般的な淹れ方はイギリスさんにも習いましたし一通りの手順は存じておりますが、どうも自宅ではこんな風には‥‥。茶葉はイギリスさんからお譲り頂いたものですし、あ、水でしょうか?お茶の淹れ方一つとっても奥深いですよねぇ、紅茶がますます好きになります」
「‥‥‥‥‥‥えーと、だからだな、」
「はい、薔薇も紅茶も大好きです」
「‥‥そ、そうか。いや、好きならいいんだ、うん‥‥」
「あとはその押しの弱いところをなんとかしていただければ」
「‥‥え?」
「好きです」
「‥‥薔薇が?」
「薔薇も。」
「‥‥‥‥紅茶が?」
「紅茶も。」


「‥‥‥‥‥‥‥‥俺、が?」
「も。」









次は世界のヒーロー!(自称)