5.スペイン『綺麗なものと美味しいものと愛の言葉コンボ』




「ロマーノなぁ、小さい頃からすっごい可愛かってんけどな?なまじイタちゃんが可愛らしすぎたせいか、あんま評価もされんでなぁ。あ、フランスはよぉハァハァゆうてたけど。その度にようボコってたわ。‥‥あ、チュロス食う?」
「いただきます。フランスさんはいつの時代もフランスさんですねぇ」
「あいつのええとこゆうたら審美眼と料理くらいやし。まぁ俺も負けてへんけどねー。はいこれ、カヴァ。ここ暫くで一番いい出来の」
「おやおや。‥‥へえ、日本酒もいいですがこちらもなかなか」
「ちんちくりんのチビガキだの散々言われとったけどな。‥‥よっしゃ出来た!トマトの冷製パスタ!美味いで〜。アイツ絶ェッ対可愛く育つてわかってたし。笑ぉたらすごい可愛かったしな。大正解。あー親分感激」
「そうですねぇ。可愛らしいと言うか、まさに美形って感じですね。イタリアくんは今も可愛らしいですが、ロマーノくんは正統派美形と申しますか。‥‥うーん、スペインさんちのトマト料理は本気で美味しいですね」
「なぁ?俺の審美眼も負けてへんやろ?」
「ふふ、そうですね。ご飯も美味しいですし」
「せやから俺と付き合ってください」
「‥‥‥‥‥‥話が全然つながってないんですが」
「可愛いモンとか綺麗なんとか美味しいもん、たくさんたくさんあげる。ニセモノはあらへんよー。ぜーんぶ可愛くってぜーんぶ美味しいもんばっか。‥‥どう?」
「‥‥、ロマーノくんが、お美しくなられたのは。貴方がきっと、たくさんたくさん、愛してあげたからでしょうね」
「日本はもっと綺麗になるよ。俺がたくさんたくさんたーくさん好きやから。‥‥な?本物の愛をあげる」









締めは愛の国!